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授業
22/01/11
「実務リーダーのための経営戦略論」で3名の特別講師が講演されました
2021年12月、展開科目「実務リーダーのための経営戦略論」におきまして、現役の企業経営者の方々を特別講師として3名お招きしました。
2021 年 12 月7日(火)
株式会社 FFRIセキュリティ
代表取締役社長 鵜飼 裕司 様
<講師ご略歴>
徳島大学大学院博士(工学)。Kodak 研究開発センターにてデジタルイメージングデバイスの研究開発に従事した後、 2003 年に渡米。セキュリティ脆弱性分析や脆弱性診断技術、 組み込みシステムのセキュリティ脅威分析等に関する研究開発に従事。帰国後、2007 年 7 月、セキュリティコア技術に関する研究、コンサル、関連プロダクトの開発・販売を主事業とする株式会社FFRIセキュリティを設立。文部科学省「情報セキュリティ人材育成に向けた有識者ヒアリング」、内閣官房情報セキュリティセンター「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部 情報セキュリティ政策会議普及啓発・人材育成専門委員会」、など、多数の政府関連プロジェクトの委員を歴任。
講義テーマ
「サイバーセキュリティとイノベーション」
鵜飼様は、我が国セキュリティ開発の未踏の分野へ挑戦するとの高い志を持って起業され、2014 年マザーズ上場を経て今日に至られます。そこで、高専、大学、大学院へと専門性を高めた先の起業に至る経緯や、経営のご苦労や信条など、昨今のセキュリティ事情も含めてお話いただきました。
2021 年 12 月 9 日(木)
株式会社フィリップス・ジャパン
代表取締役社長 堤 浩幸 様
<講師ご略歴>
慶應義塾大学卒業後、NEC入社。2004 年シスコシステムズ入社、2006年同社取締役に就任、2007 年米スタンフォード大学ビジネススクールエグゼクティブプログラム修了、2009 年シスコシステムズ上席副社長に就任。2015年 4 月サムスン電子ジャパンに入社 COO 就任、同12 月 CEO 就任。2016年11 月フィリップス・ジャパン入社 COO 就任、2017 年 3 月 CEO。
講義テーマ
「フィリップスのビジネス変革とヘルスケア・イノベーションの創出」
フィリップス社は 130 年(日本では 70 年の実績)の歴史のなかで、社会に必要とされるイノベーションを創出することによって、ビジネス変革を繰り返してきた企業です。現在は「有意義なイノベーションを通して、2030年までに25億人の人々をより健やかにします」をパーパスとし、デジタル社会の進展を受けて「コネクテッドケアとヘルスケアインフォマティクス」というコンセプトで、「健康な生活、予防、診断、治療、ホームケア」の一連のソリューションを提供しております。フィリップスがさまざまな領域でのデジタルトランスフォーメーションとエコシステムを構築することによって、全国の自治体や医療機関とともに「健康で、安心·安全で、災害に強い街づくり」をめざし、多面的に展開している最新の動向や堤様ご自身の経営信条も含めてお話しいただきました。
2021年12月16 日(木)
セゾン投信株式会社
代表取締役会長CEO
中野 晴啓 様
<講師ご略歴>
明治大学商学部卒業後、クレディセゾンに入社。セゾングループ内の投資顧問事業を立ち上げ、2006 年にセゾン投信を設立。長期投資型ファンドを設定し、販売会社を介さず直接販売を実施。2014年には日本郵便の資本参加を受け入れ、2017年同社へ商品提供を開始。2020年より代表取締役会長CEO。
講義テーマ
「資産運用が果たす金融の役割」
中野様は、企業内起業という形で会社を設立し、それまで一般的でなかった「積み立て型投資信託」を「直販形式」で普及させた日本の草分け的存在です。運用資産規模を4800億円にされました。そこで、昨今の経済動向の概説に加えて、いわゆる独立起業家ではない創業のご苦労や、その後の革新的な取り組みをなど企業家精神に溢れたご経験をお話しいただきました。